Claude Code MCP設定の始め方8手順

Claude Code MCP設定を初心者向けに解説する記事のアイキャッチ

「Claude Code でMCPを使いたいけど、settings.json に書けばいいの? それとも別のファイルがあるの? Claude Desktop のMCP設定と何が違うの?」

こんなふうに、ファイルの種類と役割の整理がつかなくて、設定に踏み出せていない方は多いと思います。

Claude Code の MCP 設定は、最初から settings.json を複雑に触る話ではありません。

まず claude mcp add というコマンドで1つサーバーを追加してみること。保存先が ~/.claude.json.mcp.json かを理解すること。settings.json は権限・環境変数・有効化の制御に使うファイルだと分けて考えること。この3点を押さえるだけで、迷いはかなり減ります。

この記事では、Claude Code のMCP設定を初めて触る方に向けて、ファイルの役割・最小手順・Windows の注意点・トラブル時の確認ポイントをまとめて解説します。

この記事でわかること
  • Claude Code の MCP 設定とは何か、標準機能と何が違うのか
  • ~/.claude.json.mcp.jsonsettings.json の役割の違い
  • claude mcp add で始める最小手順(8ステップ)
  • Claude Desktop の MCP 設定と Claude Code の MCP 設定の違い
  • Windows(native)と WSL 2 で気をつけること
  • API キーや認証情報の安全な扱い方
  • MCP が動かないときの確認ポイント
  • 副業ブログ運営でどこまで MCP を使うべきか

目次

  1. Claude Code のMCP設定 ― まず全体像を整理する
  2. MCP でできること ― 最初は設定しなくていいこともある
  3. Claude Code で MCP サーバーを追加する最小手順(8ステップ)
  4. 設定ファイルとスコープの違い ― 図解で整理する
  5. `settings.json` でやること ― 役割を正確に把握する
  6. Windows で設定する場合の進め方
  7. 認証情報と API キーを安全に扱う方法
  8. Claude Code MCP ができないときの確認ポイント
  9. 副業ブログ運営での活用例と他ツールとの役割分担
  10. よくある質問
  11. まとめ

Claude Code のMCP設定 ― まず全体像を整理する

Claude Codeの標準機能、MCP連携、設定ファイルの関係を示す図解

Claude Code に慣れていない方は、先にClaude Codeの基本的な使い方・導入ガイドを読んでおくと、この記事の内容がより入ってきやすくなります。

MCP とは何か

MCP(Model Context Protocol)は、Claude Code が外部ツールやサービスに接続するための仕組みです。

Claude Code には、最初からファイルの読み書き・Bash コマンド・Web 検索・Web ページ取得など、多くの標準ツールが組み込まれています。ローカルファイルの操作や簡単なWeb確認は、MCP を設定しなくても標準機能だけで十分できます。

MCP を使う理由は、「標準ツールでは届かない外部サービスと連携したいとき」です。たとえば GitHub のイシューを直接操作したい、Notion のデータベースを読み書きしたい、Slack にメッセージを送りたい、といった外部 API 連携がその代表例です。「MCP を入れないと何もできない」という話ではない点を最初に確認しておいてください。

設定ファイルは3種類ある

Claude Code の MCP 関連ファイルは、大きく次の3つに分かれます。ここの整理が、最初の混乱を解消する鍵です。

ファイル主な役割保存場所
~/.claude.jsonMCP サーバー定義(ユーザースコープ)ホームディレクトリ
.mcp.jsonMCP サーバー定義(プロジェクトスコープ)プロジェクトルート
settings.jsonClaude Code の一般設定(権限・環境変数・有効化制御など)~/.claude/ または .claude/ 配下

settings.json に MCP サーバーを定義する」という書き方はしません。 settings.json は、MCPサーバーの有効・無効の制御や、環境変数の設定、権限の管理に使うファイルです。サーバー定義そのものを書くのは ~/.claude.json(ユーザー全体で使う場合)か .mcp.json(特定のプロジェクトで使う場合)です。

Claude Desktop の MCP 設定との違い

ここは多くの方が混乱するポイントです。

Claude Desktop のチャットアプリに MCP を設定するときは、claude_desktop_config.json というファイルを使います。これは Claude Code の設定ファイルとは完全に別物です。

一方、Claude Desktop アプリのCode タブと CLI(コマンドライン)は、~/.claude.json.mcp.json を共有しています。ただし、チャット側で設定した claude_desktop_config.json の MCP が、Code タブに自動で反映されるわけではありません。

設定先使うファイル反映先
Claude Desktop チャット用 MCPclaude_desktop_config.jsonチャットアプリのみ
Claude Code / Desktop Code タブ用 MCP~/.claude.json / .mcp.jsonCLI と Code タブで共有

この区別を最初に把握しておくと、「設定したのに出てこない」という混乱を防げます。

MCP でできること ― 最初は設定しなくていいこともある

MCP の位置づけを正確に理解するために、まず Claude Code の標準ツールで何ができるかを確認しておきます。

標準ツールでできること

Claude Code には、設定不要で使える標準ツールがあります(2026年5月27日時点の公式情報をもとに整理しています)。

  • ファイル読み書き・検索:ローカルファイルの読み取り・編集・Glob・Grep
  • Bash コマンド実行:シェルコマンド、スクリプト実行
  • Web 検索:検索クエリに対して、タイトルと URL の一覧を返す
  • Web フェッチ:指定した URL のページ内容を取得・要約する

Web フェッチは HTML を Markdown に変換して処理するため、取得内容に多少のロスが生じることがあります。また、Web 検索はページ本文を取得するのではなく、タイトルと URL を返す仕組みです。この違いも覚えておくと、「MCP を使うべきかどうか」の判断がしやすくなります。

MCP が必要になる場面

標準ツールでは届かない外部連携が必要になったとき、MCP の出番です。具体例を挙げます。

  • GitHub:イシューの作成・PR の確認・コードレビューのコメント
  • Notion:データベースの読み取り・ページの作成・更新
  • Slack:チャンネルへのメッセージ送信・取得
  • ブラウザ自動操作:Playwright MCP を使ったページ操作・スクリーンショット
  • 外部データベース:SQL クエリの実行

「まず標準機能で試してみて、足りないと感じた外部連携だけ MCP で追加する」というアプローチが、初心者には向いています。最初から MCP を多数入れる必要はありません。

Claude Code で MCP サーバーを追加する最小手順(8ステップ)

Claude CodeでMCPサーバーを追加する8ステップの流れを示す図解

では、実際に MCP サーバーを1つ追加する手順を確認します。ここでは、公式が案内している claude mcp add コマンドを使う方法を基本導線として説明します。

ステップ1:Claude Code が使える環境を確認する

Claude Code を使うには、Pro / Max / Team / Enterprise のいずれかの Claude プラン、または Claude Console アカウントが必要です(2026年5月27日時点の公式 docs の記述をもとにしています)。

Claude.ai の無料プランには Claude Code のアクセスは含まれていません。なお、Claude.ai 側の remote MCP connector と Claude Code の利用条件は別軸です。プランの詳細はClaude Code の料金・プラン解説をご確認ください。

ステップ2:追加するサーバーの種類を決める

MCP サーバーには、大きく2つの通信方式があります。

方式説明推奨度
HTTPHTTP / HTTPS で通信するサーバー◎ 推奨
stdioローカルプロセスとして動作するサーバー○ 使用可
SSEServer-Sent Events 方式△ 非推奨(HTTP への移行が推奨されています)

公式では SSE は非推奨とされており、可能であれば HTTP を使うよう案内されています。

ステップ3:スコープを決める

サーバーをどの範囲で使うかを先に決めます。

スコープ保存先向いている用途
user(ユーザー全体)~/.claude.jsonすべてのプロジェクトで使いたいサーバー
project(プロジェクト固有).mcp.json(プロジェクトルート)このプロジェクトでだけ使いたいサーバー
local(ローカル限定)~/.claude.json(現在のプロジェクトに紐づくローカル定義)チーム共有はしたくない個人用サーバー

スコープの優先順位は local > project > user の順です。同名のサーバーが複数スコープにある場合、最上位のものが丸ごと使われます(フィールド単位のマージはされません)。

ステップ4:`claude mcp add` コマンドで追加する

ターミナルで Claude Code を起動した状態で、以下のコマンドを入力します。

コード例
# HTTP 方式のサーバーを追加する例
claude mcp add --transport http サーバー名 https://example.com/mcp

# stdio 方式のサーバーを追加する例
claude mcp add サーバー名 -- コマンド 引数1 引数2

# スコープをプロジェクトに指定して追加する例
claude mcp add --scope project サーバー名 -- コマンド 引数

サーバー名 は任意の識別名です。/mcp コマンドで一覧表示されるときに使われます。コマンドやサーバーURLは、利用したい MCP サーバーのドキュメントを確認してください。

ステップ5:追加されたか確認する

コード例
claude mcp list

追加したサーバー名と接続方式が一覧表示されます。

ステップ6:詳細を確認する

コード例
claude mcp get サーバー名

スコープ・接続先・設定内容が表示されます。

ステップ7:Claude Code 内で `/mcp` を実行して接続状況を見る

Claude Code のセッション内で /mcp と入力すると、現在接続されている MCP サーバーの一覧と状態が確認できます。ここに表示されていれば、設定は正しく読み込まれています。

ステップ8:必要に応じて削除・更新する

コード例
# サーバーを削除する
claude mcp remove サーバー名

# サーバーの詳細を確認してから再設定する場合
claude mcp get サーバー名
claude mcp remove サーバー名
claude mcp add ...(再度追加)

以上が、MCP サーバーを追加する基本の8ステップです。Claude Code の日常的な操作方法も合わせて参照すると、全体の使い方が把握しやすくなります。

設定ファイルとスコープの違い ― 図解で整理する

設定ファイルの関係を整理します。

コード例
Claude Code の設定構造

├── 一般設定(settings.json)
│   ├── ~/.claude/settings.json          ← ユーザー全体の設定
│   ├── .claude/settings.json            ← プロジェクト設定(共有可)
│   └── .claude/settings.local.json      ← プロジェクト設定(ローカル限定)
│
└── MCP サーバー定義
    ├── ~/.claude.json                   ← user スコープのサーバー定義
    ├── ~/.claude.json                   ← local スコープのサーバー定義(現在のプロジェクトに紐づく)
    └── .mcp.json(プロジェクトルート)  ← project スコープのサーバー定義

settings.json はサーバー定義を書く場所ではなく、サーバーの有効・無効の制御、権限設定、環境変数の注入に使うファイルです。たとえば、.mcp.json に書いたサーバーをすべて有効にする設定や、特定のサーバーだけ無効にする設定は settings.jsonenableAllProjectMcpServersenabledMcpjsonServersdisabledMcpjsonServers で行います。

`settings.json` でやること ― 役割を正確に把握する

settings.json は Claude Code の公式設定ファイルです。MCP に関連する部分では、以下のような制御を行います。

プロジェクトの `.mcp.json` サーバーを有効にする

コード例
{
  "enableAllProjectMcpServers": true
}

プロジェクトスコープの .mcp.json に定義されたサーバーをすべて有効にする設定です。チームでプロジェクトを共有しているとき、.mcp.json を使うと便利ですが、使用前に承認を求めるダイアログが出ます。

特定のサーバーだけを有効・無効にする

コード例
{
  "enabledMcpjsonServers": ["github-mcp"],
  "disabledMcpjsonServers": ["notion-mcp"]
}

環境変数を設定する

settings.jsonenv フィールドでは、環境変数を Claude Code のセッションに渡せます。

コード例
{
  "env": {
    "MY_SERVICE_TOKEN": "${MY_SERVICE_TOKEN}"
  }
}

実際のトークン値はファイルに直書きしません。 ${MY_SERVICE_TOKEN} のように環境変数参照で書き、実際の値はシェルの環境変数か OS のシークレット管理に任せます。

権限(permissions)を設定する

ファイルパスやコマンドへのアクセスを許可・拒否する設定も settings.json で行います。Claude Code 側の Bash や Read などは permissions で制御できますが、MCP サーバー内部の挙動はサーバー実装と権限設計もあわせて確認してください。

Windows で設定する場合の進め方

Windows での Claude Code は、native WindowsWSL 2(Windows Subsystem for Linux 2) の2通りの環境があります。この違いを最初に把握しておくと、詰まりにくくなります。

native Windows と WSL 2 の主な違い

比較項目native WindowsWSL 2
サンドボックス機能非対応対応
Git / Bash ツールGit for Windows が必要Linux の Git がそのまま使える
Bash が見つからない場合PowerShell ツールが使われる通常通り Bash が使える
add-from-claude-desktop コマンド使用不可使用可能
~/.claude のパス解決%USERPROFILE%\.claudeLinux ホーム配下

native Windows で Bash を使いたい場合

Git for Windows をインストールしたうえで、settings.jsonenv に以下を追加します。

コード例
{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
  }
}

実際のパスは、Git for Windows のインストール先に合わせてください。Git が見つからない場合、Claude Code は自動的に PowerShell ツールに切り替わります。

native Windows での `.mcp.json` のパス表記

Windows では、パス区切りにバックスラッシュ(\)を使う必要がある場面があります。設定ファイル内ではエスケープ(\\)を使って記述します。

`add-from-claude-desktop` は native Windows では使えない

claude mcp add-from-claude-desktop コマンドは、macOS と WSL のみで動作します。native Windows では利用できません。native Windows で Claude Desktop の設定内容を Claude Code に持ち込みたい場合は、手動で claude mcp add コマンドを使って追加してください。

WSL 2 を使う場合の注意点

WSL 2 で Claude Code を使う場合、~/.claude は Linux の home ディレクトリ配下に作成されます。Windows 側の %USERPROFILE%\.claude とは別になるため、設定ファイルの保存場所を混同しないよう注意してください。

認証情報と API キーを安全に扱う方法

MCP サーバーを設定するときに、API キーや OAuth トークンを扱う場面があります。記事内や設定ファイル内に実際のキー値を直接書くのは避けてください。 意図せず Git で公開リポジトリに上げてしまうリスクがあります。

環境変数で管理する

.mcp.json では、${ENV_VAR_NAME} の形で環境変数を参照できます。

コード例
{
  "mcpServers": {
    "github-mcp": {
      "command": "node",
      "args": ["/path/to/github-mcp/index.js"],
      "env": {
        "GITHUB_TOKEN": "${GITHUB_TOKEN}"
      }
    }
  }
}

実際のトークン値は、シェルの設定ファイル(~/.bashrc~/.zshrc など)に export GITHUB_TOKEN= の形で設定しておきます。

`settings.json` の `env` を使う場合も同様

settings.jsonenv フィールドでも、実値ではなく環境変数参照を使います。

コード例
{
  "env": {
    "SOME_API_KEY": "${SOME_API_KEY}"
  }
}

MCP の OAuth 認証

MCP サーバーが OAuth を使う場合、クライアントシークレットは設定ファイルには保存されません。macOS では Keychain、その他の環境では専用の認証情報ファイルに安全に保存されます。ブラウザで認証フローが開くサーバーの場合は、初回接続時に画面の案内に従って認証を完了してください。

`.mcp.json` をチームで共有するときの注意

.mcp.json はプロジェクトルートに置かれるため、Git の管理対象になりやすいファイルです。トークンや API キーの実値を .mcp.json に直書きしてコミットしないよう.gitignore の設定や環境変数参照への書き換えを徹底してください。

Claude Code MCP ができないときの確認ポイント

Claude Code MCPができないときの確認手順を示すフローチャート

設定したつもりなのに MCP が動かないときは、以下の順番で確認してみてください。

1. `/mcp` で接続状況を確認する

Claude Code のセッション内で /mcp を実行します。追加したサーバーが一覧に出ていない場合、保存先やスコープの指定がずれている可能性があります。

2. 保存先ファイルを確認する

claude mcp list で表示される内容と、実際のファイル(~/.claude.json.mcp.json)の内容が一致しているか確認します。Windows では ~/.claude%USERPROFILE%\.claude に解決されることを忘れずに。

3. スコープと `settings.json` の有効化設定を確認する

.mcp.json に書いたサーバーは、通常は初回利用時に承認が求められます。自動で承認したい場合は、settings.jsonenableAllProjectMcpServersenabledMcpjsonServers を使います。

4. 認証エラーの場合

API キーや OAuth の認証が通っていない場合、サーバーへの接続は確立されません。環境変数が正しくシェルに設定されているかを echo $ENV_VAR_NAME で確認します。

5. Windows 固有の問題

  • native Windows で add-from-claude-desktop を実行していないか確認する
  • パスの区切り文字が正しいか(\\ でエスケープされているか)確認する
  • Git for Windows が正しくインストールされているか確認する

6. サーバー側の問題

Claude Code 本体の設定が正しくても、接続先の MCP サーバーが停止中だったり、認証期限が切れていたりする場合もあります。個別サーバーのドキュメントやステータスも確認してみてください。

7. JSON の構文エラー

.mcp.jsonsettings.json の JSON が正しく書けているか確認します。カンマの位置や括弧の対応が崩れると、ファイル全体が読み込まれなくなります。

副業ブログ運営での活用例と他ツールとの役割分担

副業ブログを運営している場合、MCP をどこまで使えばよいか迷うことがあります。

標準機能で十分なこと

Claude Code の標準ツールだけで、次のことはMCPなしでできます。

  • ローカルの記事ファイル(Markdown・HTML)の読み書き・編集
  • ブログ記事の下書き作成・校正・構成案の提案
  • ローカルスクリプトの実行(Python・シェル等)
  • Web ページの内容取得・要約(WebFetch)

AIを使ったブログ記事作成の全体像も参考にしていただくと、どの作業にAIを使うかのイメージが広がります。

MCP が便利になる場面

副業ブログ運営で MCP を使うと効果的な場面は、次のとおりです。

  • GitHub MCP:ブログのソースを GitHub で管理している場合、Issue参照・PR確認・レビュー補助などを Claude Code から進めやすくなる
  • Notion MCP:記事のアイデア管理・編集カレンダーを Notion で運用している場合、Claude Code から直接読み書きできる
  • Playwright MCP:公開済み記事の表示確認・スクリーンショット取得を自動化したい場合

Claude Code を使ったブログ作業の自動化・半自動化では、実際の業務フローへの組み込み方をより詳しく解説しています。

他ツールとの役割分担

Claude Code と他の AI コーディングツールとの棲み分けを考えるうえで、Codex と Claude Code の比較記事も参考になります。

副業ブログ運営では、まず標準機能でできることを最大限に使い、特定の外部連携が必要になったタイミングで MCP を1つずつ追加していくのが、管理しやすい進め方です。最初から多くのサーバーを入れると、権限管理と認証の手間が増えます。

よくある質問

Claude Code でMCPを使うと何が便利になりますか?
標準機能では直接操作できない外部サービス(GitHub・Notion・Slack など)との連携が Claude Code から直接できるようになります。ただし、できる範囲はサーバーの実装と権限設定によって変わります。「MCP を入れれば何でも自動化できる」というわけではなく、ローカルファイルや Web 操作など標準機能で足りる作業は MCP なしでも問題ありません。
MCP サーバーの設定は `settings.json` に書けばいいですか?
サーバーの定義を書く場所は settings.json ではありません。ユーザー全体で使う場合は ~/.claude.json、プロジェクト固有の場合は .mcp.json が保存先です。settings.json は、権限・環境変数・プロジェクトサーバーの有効化制御などを書くファイルです。この区別が最初のつまずきポイントになりやすいので、混同しないよう注意してください。
MCP は最初から設定したほうがいいですか?
必ずしもそうではありません。Claude Code には標準でファイル操作・Bash・Web 検索・Web フェッチなどのツールが組み込まれています。まずは標準機能で作業してみて、「外部の特定サービスと連携したい」という具体的な必要性が出たときに、対応するサーバーを1つ追加するのがおすすめです。
Windows でも Claude Code の MCP は使えますか?
native Windows でも基本的な MCP 設定は使えます。ただし、サンドボックス機能は WSL 2 のみの対応です。また、add-from-claude-desktop コマンドは native Windows では利用できず、macOS と WSL のみで動作します。Git for Windows が入っていない環境では、PowerShell ツールが代わりに使われます。native Windows と WSL 2 ではできることの範囲が異なるため、両者の違いを確認したうえで環境を選んでください。
Claude Desktop のMCP設定をそのまま Claude Code で使えますか?
直接の互換はありません。Claude Desktop のチャットアプリ用の設定ファイル(claude_desktop_config.json)と、Claude Code が使う ~/.claude.json / .mcp.json は別物です。Claude Desktop の Code タブと CLI は ~/.claude.json / .mcp.json を共有しますが、チャット側のMCP設定は自動では引き継がれません。add-from-claude-desktop コマンドで macOS / WSL 環境なら取り込めますが、native Windows では使えません。
API キーやトークンは設定ファイルに直接書いていいですか?
直接書くのは避けてください。 .mcp.jsonsettings.json に実際のキー値を書いてしまうと、Git で誤ってコミット・公開してしまうリスクがあります。${ENV_VAR_NAME} の形で環境変数を参照するか、OS のシークレット管理(macOS の Keychain 等)を使ってください。
MCP ができないとき、最初に何を確認すればいいですか?
Claude Code のセッション内で /mcp を実行し、追加したサーバーが一覧に表示されているかを最初に確認します。表示されていない場合は、保存先ファイルと settings.json の有効化設定を順番に見ていきます。Windows の場合はパスの記法と add-from-claude-desktop の非対応も原因になりえます。
Claude Code は無料で MCP まで使えますか?
2026年5月27日時点の公式 docs の情報では、Claude Code を使うには Pro / Max / Team / Enterprise のいずれかの Claude プラン、または Claude Console アカウントが必要です。Claude.ai の無料プランには Claude Code アクセスは含まれていません。Claude(チャット側)の remote connector とは利用条件が異なる点に注意してください。最新のプラン情報は[Claude Code 料金解説記事](/claude-code-price-jpy)でご確認ください。

まとめ

この記事では、Claude Code の MCP 設定について次のポイントを整理しました。

  • MCP は標準機能では足りない外部連携を追加する仕組み。ローカルファイル操作・Web 取得は MCP 不要で標準機能で対応できる
  • 設定ファイルは役割で使い分ける。サーバー定義は ~/.claude.json / .mcp.json、権限・環境変数・有効化制御は settings.json
  • Claude Desktop チャット用 MCP(claude_desktop_config.json)と Claude Code 用設定は別物
  • Windows では native と WSL 2 の違いを把握する。サンドボックスは WSL 2 のみ、add-from-claude-desktop は native では使えない
  • API キーは環境変数参照で管理し、設定ファイルに実値を直書きしない
  • まず claude mcp add で1つ追加し、/mcpclaude mcp list で動作確認するのが最小手順

副業ブログ運営では、標準機能で十分な作業は MCP なしで行い、特定の外部連携が必要になったときに必要最小限のサーバーを追加していくアプローチが管理しやすいです。

セキュリティ面では、信頼できるサーバーだけを接続することが公式からも推奨されています。外部コンテンツを取得する MCP サーバーにはプロンプトインジェクションのリスクも存在するため、サーバーの出所と権限範囲は必ず確認してから追加してください。

MCP の設定に慣れてきたら、--mcp-config を使ってプロジェクトや用途ごとに設定ファイルを切り替える応用的な使い方も検討してみてください。